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小さな時計師たちでにぎわった午後|メデイロス・エ・アルメイダ美術館

7 時間前
読了時間: 4分
メデイロス・エ・アルメイダ美術館のテーブルに置かれた、透明ケースとカラフルな歯車の組み立て式機械式時計

10月10日(土)、ワールド・ウォッチ・デーに、Instituto Português de Relojoaria(IPR、ポルトガル時計学院)はリスボンのメデイロス・エ・アルメイダ美術館で「O Tempo que nos Liga: Oficina de Pequenos Relojoeiros」(私たちをつなぐ時間:小さな時計師のワークショップ)を開催しました。Automóvel Club de Portugal(ACP)が主催する「Festival Conecta – O Nosso Bairro」の一環です。14時から19時まで、時計づくりを学びたくてたまらない子どもたちで、息つく暇もありませんでした。


息つく暇もない午後


美術館のアズレージョ(装飾タイル)の間のひとつに設けたワークショップのテーブルは、5時間のあいだ休むことがありませんでした。子どもたちは席に着くと、さっそく作業に取りかかりました。箱を開け、部品を分け、それぞれが何であるかを知り、実際に動く時計を組み立てます。


子どもたちは学びたいという気持ちでやって来ました。部品を手に取りながら、時計がどのように動くのかを見せること。それがこのワークショップの目的です。


メデイロス・エ・アルメイダ美術館のアズレージョの間で、ワークショップのテーブルに座って時計を組み立てる子どもたち

正しい名前で学ぶ、組み立て式の時計


子どもたち一人ひとりに、組み立て式の時計が手渡されました。透明なケース、色とりどりの歯車、振り子、そして鳴るベルを備えた機械式の置き時計です。ふだんは時計の中に隠れているものが、すべて目に見えます。


時計には、IPRがポルトガル語で、正しい専門用語を使って書いた説明書「Monta o teu relógio」(きみの時計を組み立てよう)が付いていました。手順に沿って進めると、すべての部品の名前、それぞれの役割、そして時計のどの機構に属するのか――動力源、輪列、脱進機、調速機――を学ぶことができます。たとえば歯車は「赤いの」「青いの」ではなく、二番車、三番車、ガンギ車になります。


テーブルの上の完成した時計2台と、IPRのガイド「Monta o teu relógio」、3台目の時計の部品

部品ひとつひとつの名前、その役割、属する機構。本物の時計学を、ポルトガル語で、子どもの手の届くところに。

組み立ては一歩ずつ、二人一組で行います。子ども同士が助け合えるようにするためです。


組み立て中の時計のカラフルな歯車を間近で見つめる二人の子ども

「Almanaque do Tempo」(時間のアルマナック)


参加者にはさらに、IPRが子どもたちのために作った24ページの冊子「Almanaque do Tempo」(時間のアルマナック)が配られました。切り抜いて折る「パクパク」(紙の占い遊び)から、単語探しパズル、クロスワードまで、さまざまな課題が載っているほか、時計の歴史の物語や、ポルトガル国内で訪れることのできる時計ゆかりの場所も紹介しています。


「パクパク」は、誰もが校庭で遊んだことのある折り紙の遊びです。ここでは色や数字の代わりに、ベル、針、文字盤といった時計の部品が描かれ、質問は組み立てと時計の仕組みについてのものです。


ベル、針、文字盤など時計の部品が描かれた紙の「パクパク」

子どもも大人も


ワークショップはとてもうまくいき、子どもにも大人にもたいへん好評でした。それこそがワークショップの名前に込めた意味です。時計づくりを、世代と世代が出会う場にすること。


とてもうまくいき、子どもにも大人にもたいへん好評だった活動。

Festival Conectaと美術館


ACPによる「Festival Conecta – O Nosso Bairro」のビジュアル

このワークショップはIPRとメデイロス・エ・アルメイダ美術館の共同企画で、ACP(Automóvel Club de Portugal)が10月9日と10日にリスボンで開催したFestival Conecta – O Nosso Bairroの一部でした。2日間にわたり、同じ地区の機関、団体、文化施設、地元の商店、住民が、文化、健康、学び、参加、連帯、交流のプログラムに集いました。


時計のワークショップにこれ以上ふさわしい場所はなかなかありません。メデイロス・エ・アルメイダ美術館では、時計は専用の展示室を持つコレクションのひとつであり、所蔵品の中には、ジュノー将軍が注文し、のちにウェリントン公爵の手に渡ったブレゲの懐中時計もあります。フェスティバルでの美術館のプログラムには、このほかガイドツアーや「Na Casa da minha Avó」(おばあちゃんの家で)という催しもありました。


ありがとうございました


IPRは、ACP(Automóvel Club de Portugal)と、Festival Conectaを通じてご一緒したメデイロス・エ・アルメイダ美術館に感謝いたします。そして、午後のひとときを私たちと過ごしてくださったすべての子どもたちとご家族にも、心よりお礼申し上げます。


今後の予定


またすぐにお会いしましょう。ヴィンテージ時計の見本市「Tempo Passado」は11月28日(土)にJupiter Hotelで開催され、独立時計師の見本市「Tempo Futuro」は12月19日(土)にメデイロス・エ・アルメイダ美術館に戻ってきます。


IPRは、個人および企業向けの時計づくりワークショップを開催しています。お問い合わせ:info@institutoportuguesderelojoaria.pt


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